LODE

 私達は、阪神淡路大震災の教訓を活かし、DIG(Disaster Imagination Game:災害イマジネーションゲーム・ディグ)を始めました。これは地図上で避難の状況をシミュレーションするものですが、DIGを実践する途中、色々な問題も見えてきました。

 そこで私達はDIGを発展させ新しい手法LODEにたどり着きました。LODEとは(Little people, Old people, Disabled people, Evacuation)の頭文字を合わせたものです。

 Digは”掘る”という意味を持ちます。防災まちづくりに携わる”鉱夫”達が掘り進めたのがDIGです。一方Lodeは鉱脈という意味です。DIGを開発・推進した鉱夫たちが鉱脈をみつけたのです。「小さき者も(Little people)、老いたる者(Old people)も、障害を抱える者(Disabled people)も、みんなで避難(Evacuation)しよう、みんなで生きていける社会をつくろう。このことが一番大切な思いなんだ。」という鉱脈”LODE”を掘り当てたのです。

LODEの主要な道具であるLODEマップづくりは、地域にある大切な鉱脈(様々な方が暮らすコミュニティという鉱脈)から大切なタカラ(住民一人一人の命と思い)を掬い上げる・救い上げるための手法や道筋を住民自身の手で考えるために行う作業です。

 LODEにおいて大事なことは、「地図を作るだけでは終わらない」ということです。

「お子さんや、ご高齢な方々、障害を抱える方々の思いや状況、さらにはペットとの共生にいたるまで深く学んで理解する」、このことこそLODEにおいて最も大切なことだと考えます。

 災害弱者と言われる方々は、平時においても危険と隣り合わせです。様々な事故や病気、孤独死などの緊急事態(Emergency)に遭遇する危険性があります。「災害を想定しての避難の検討は、平時の見守りにも役だつはずである」私達はそのような確信を持ちLODEを普及させたいと願っております。



LODEマップづくりを始める前に準備するもの